ケース別交通事故治療

交通事故後に痛くなった場合

事故直後に痛みを感じるのであればかなりの重症で、一般的には事故が起きてからおよそ数時間から1~2日程度、気持ちも興奮状態から落ち着いた頃に症状が出て来ます。
この痛みのピークは1週間くらい続き、徐々に沈静化して来るのですが、そこで仕事が休めないと我慢してしまうと、悪化してしまう事があります。
特にデスクワークが多い方は、パソコンの入力などで肩や腰に負担がかかっているのに、さらに事故による負担が加わって、慢性的になってしまうと治療にも時間がかかってしまいます。

痛いと感じたら、期間を空けずに治療する事は早期完治への近道です。
もちろん治療費は相手の保険会社で支払うため、個人負担はありません。

同乗者はどうなるか

一緒に乗っていた人がケガをした場合も、治療を受ける事ができます。
当然被害者であれば相手の保険会社が対応してくれますし、仮に自損事故(相手がいない事故)についても、同乗者は被害者となるために治療を受ける事ができます。
もちろん治療費は保険に加入していれば自己負担の必要はありません。

事故を起こしてしまった場合

事故の被害者・加害者どちらでも、事故があったら警察に連絡を入れる事が必要です。
事故状況や損傷状況など、第三者的立場で警察が検証してくれるので、後から事故状況の話が食い違っても、警察の調書が事故をきちんと立証してくれます。
まずは自分が被害者であっても、加害者であっても、ケガ人がいる場合にはそれを最優先し、119番通報して救急車を依頼します。

自分が動けない場合は、駆けつけた近所の人や前後のドライバーにお願いする方法もあり、その後、警察、保険会社の順番となります。

お子さまが事故に遭ってしまった

保険の契約者がご両親のどちらかで、お子さまが原付バイクで事故を起こした場合、クルマにファミリーバイク特約が付保していれば同居でも別居でも事故対応が可能ですし、クルマの場合、保険条件が35歳以上不担保の場合であっても、大学などで家を出て別居(親と一緒に生活していない)であれば、たとえ18歳でも保険対応の対象となります。
もちろん相手が100%悪い追突事故や信号無視、車線はみ出しなどの事故であれば、こちらの保険は使用せず相手の保険会社がすべて対応してくれます。

ただし、原付バイク以上のバイクや、同居の35歳以上不担保の場合は、別途加入もしくは条件変更しないと保険が使えませんのでご注意ください。